職人の管理
皆様、今年の7月や8月はパリ五輪で盛り上がり胸が熱くなり、
夏の猛暑で体感も暑くなり、
その疲れが出ている最中と思われますが、
体調崩すことなく日々お過ごしでしょうか。
GMP推進部(製造部)で働く中、夏バテしないようこまめな水分補給を意識し
努めておりますイニシャルで H と申します。
今回は、製造部内のものづくりにおける管理者の考えで、
共感した内容をひとつ紹介します。
『製造スピードは落さない』
機械化が進む製造部ではありますが、熟練の技術を持たれた職人の方が弊社の中にもおり、
その技術衰え絶やさないため、たとえ新型コロナウイルスによる製造数の減少があった時期でも、
『製造スピードは落とすことなく維持や向上を考えて予定を立てる。
製造スピードを落とすことで、落ちたスピードが定番になり製造数が戻った際や増加した場合対応できなくなる。』
確かに製造数が減少すれば製造スピードを調整したり、
人員配置の調整による教育時間を設けることも可能ですが、
職人を複数育てるためには、やはり複数の継続的な技術を磨くことができる環境が必要です。
特化した能力を持たれた方が現れない限りなかなか職人を育てることは難しいことだと思います。
各々の役割担当を長期こなしつつ、培った熟練の技術で製造を行うため、
時間をかけることはもちろんのこと、日々維持や向上を怠らないことで
周囲の人々が職人やプロなどと呼ぶ、頼れる存在を維持していけるのだと
改めて管理者による職人の管理の大切さを実感しました。
製造予定の前倒しなどは、こういう取り組みからも計画されているため、
変動予定の影響を受ける関係者から予定が変動しやすいなどと結果のみで、
なかなか理解されにくい部分だと思います。
ただ、その結果の中だけでみても計画の製造納期が部署起因での遅延なく、
数々守られ続けていることからも
自分も含めた関係者は管理者の考えをくみ取り、できることは先に
製造スピードを落とさせないよう努めることを意識することが大切だと考えております。
一方、作業者からは1日の終わりの掃除の時間には、終日同じ作業の繰り返しなどで
疲れたという声も有り、慣れた作業であっても大変なことには間違いなく、
日々の仕上げ目標を達成することは決して簡単ではないということが伺えます。
苦労と努力の積み重ねは、冒頭でふれたオリンピックの選手と選手を支える関係者の
世界と戦い勝利をつかむためのものすごい苦労と努力は、皆様想像できると思います。
想像対象が偉大すぎていると思いますが、見えない見せない部分の苦労と努力の先には、
良い結果がついてくることを今後も信じ続けたいとも思います。
パリ五輪の選手と選手を支える関係者の皆様
本当にお疲れ様でした。